官軍を殺害した罪を着せられて、兄と父らが犯罪者として連行されていくところをトンイが目撃してしまうところで2話は終わりました。<「トンイ」2話あらすじ>
2話の続き
・父と兄はどうなってしまうのか?
・トンイも一緒に連行されてしまうのか?
3話の展開
・首長がチョンスに託した最後の願い!
・首長が従事官に罪を否定しない理由!
・占い師との出会い!
本記事では、韓国ドラマ「トンイ」3話の【詳しいあらすじ・ネタバレ・感想】をご紹介します!
- 韓国ドラマ「トンイ」3話に出てくる主な登場人物
- 「トンイ」3話の詳しいあらすじ・ネタバレ
- 連行される父兄を目撃して近寄ろうとするトンイ
- ソ・ヨンギ従事官が父親の遺体を確認する
- ソ・ヨンギ従事官がチェに会いに行く
- トンイが兄・父・チョンス達が剣契である事実を知る
- オ・テソクとオ・ユンの密談
- 官軍の追手が迫り、占い師に逃げ道を教えてもらう
- チョンスとトンイ、剣契の生き残りと遭遇する
- 裏切り者のチャンが現れる
- 移送中に爆薬で奇襲をかける作戦を練る
- ソ・ヨンギ従事官の怒りとチェの願い
- チョンスが忍び込んでドンジュに会う
- 町でトンイはある女性と出会う
- 手信号の女性がトンイをそっと逃がす
- チョンス、首長の最後の命令を皆に伝える
- チョンス、トンイにチャンと一緒に都を出るように諭す
- チョンス、首長を助けに行く!
- トンイ、剣契が処刑寸前で逃走したという話を耳にする
- 首長ら、山で官軍らの挟み撃ちに遭う
- チョンス、刺されて崖から海へ転落する
- トンイ、惨状を目の当たりにして途方に暮れる
- 占い師がオ・テソク宅へ連れて行かれる
- チャン・オクジョンに占い師が「あなたは影側」と宣告する
- 生きる気力を無くして倒れるトンイに、父の魂が呼びかける!
- 「トンイ」3話を実際に見た感想
- まとめ
韓国ドラマ「トンイ」3話に出てくる主な登場人物
トンイ | キム・ユジョン | 主人公 |
---|---|---|
チェ・ヒョウオン | チョン・ホジン | トンイの父。検視人 |
チェ・ドンジュ | チョン・ソンウン | トンイの兄。掌楽院の楽士で、剣契の一員 |
チャ・チョンス | ペ・スビン | トンイ兄の友人で、剣契の一員 |
ソ・ヨンギ従事官 | チョン・ジニョン | 南人の捕盗庁の従事官 |
オ・テソク | チョン・ドンファン | 南人派の重臣 |
オ・ユン | チェ・チョロ | オ・テソクの甥っ子 |
キム・ファン | チョン・インギ | 占い師 |
キム・ファンの弟子 | チョン・ギソン | |
ケドラの父 | チョン・ウンピョ | 剣契の一員 |
「トンイ」3話の詳しいあらすじ・ネタバレ
「トンイ」3話の詳しいあらすじをご紹介します。
ネタバレしたくない方は、見出しだけサラ~ッと拾ってくださいね。
連行される父兄を目撃して近寄ろうとするトンイ
トンイは罪人として連行される父兄の姿を見つけ、「父さん、兄さん」を声をかけて近寄りそうになる。
それを見て、父と兄は必死で目で「来るな、トンイ来るな!」と訴える。
思わず声を出しそうになったトンイの口を占い師が手で塞ぎ、身内だとバレたら危険だとトンイをその場から離れさせる。
そして、チョンスと共に占い師の家にひとまず身を寄せる。
ソ・ヨンギ従事官が父親の遺体を確認する
ソ・ヨンギ従事官の元に、部下が父親の遺体確認でやって来る。
遺体を確認した従事官はその場に崩れ落ちる。
そして、その犯人が身分は下だけど心の師匠として尊敬する検視人チェだと聞かされて愕然とする。
ソ・ヨンギ従事官がチェに会いに行く
ソ・ヨンギ従事官が捕獲されているチェに会いに行くが、義禁府のオ・ユンによって止められる。
それどころか、剣契(コムゲ)を庇った罪で調査されることに。
トンイが兄・父・チョンス達が剣契である事実を知る
チョンスはトンイに全てを話す。
父・兄・チョンス達、パン村の人々が剣契であることを。
そして、両班の人を殺してなどおらず、コムゲは奴婢の逃亡を手伝っていただけであることを。
オ・テソクとオ・ユンの密談
コムゲに無事罪を着せて捕まえることが出来た報告をし、「コムゲに罪を着せるのがこんなに手間がかかるなら、初めから西人に罪をかぶせるべきだった」とオ・ユンは言うが、
「西人を甘くみてはいけない。」とオ・テソクに一喝される。
そして、大憲司の最期に立ち会っているトンイを早く探し出すよう命令する。
官軍の追手が迫り、占い師に逃げ道を教えてもらう
占い師の弟子が官軍の追手が迫っていることを聞きつけ、官軍も険しすぎて通らないであろう山中の逃げ道を教える。
不安そうにするトンイに占い師は「全て上手くいくから大丈夫だよ。」と優しく微笑みかける。
しかし、トンイにかけた言葉は全くの嘘。
七殺(7種類の不吉な運)と陽刀(鋭く不吉な運)の相を持って生まれているので、今後も何もかも失い試練を味わうことになると。
しかし、1話で初めてトンイを見かけた時に、天乙女貴人の相(天の貴人が助ける一番の相)があると言っていたことを弟子が言えば、『もし無事に生き延びることが出来れば、間違いなく天下を取る』と。
しかし、これから多くの血をみることになり、不吉な運命を背負ったトンイには本当の悲劇はまだ始まってもいないと。
チョンスとトンイ、剣契の生き残りと遭遇する
険しい山中に夜な夜な逃げながら、焚火で暖を取っていたところ、ガサガサっと誰かしら来る気配が。
そこに現れたのは、ケドラ父や他の仲間たちだった。
ケドラ父は首長にトンイのことを頼まれていただけに、トンイが無事であるのを確認して『お前に何かあったら首長に顔向けできない』と安堵する。
そして、生き残った者で首長を助け出しに行こうとケドラ父はハッパをかけるが、チョンスはこの人数では無理があると。
正月に処刑はしない習慣があるから、処刑されるまでの2週間の間で何か策を考えようと話し合う。
裏切り者のチャンが現れる
そこへ、裏切り者のチャンが「時間がない」と言いながら姿を現す。
家族を人質に取られて仕方がなかったと弁明するも、自害する勇気もないから殺されに来たと言う。
ケドラ父が興奮してチャンに切りかかろうとするが、「時間がない」という意味をチョンスが問いただしたところ、正月でも特別に処刑することが決まり、首長たちは明日処刑されてしまうことが伝えられる。
移送中に爆薬で奇襲をかける作戦を練る
時間がないことを知ったチョンス達は、処刑場へ移送中に爆薬で奇襲をかける作戦を企てる。
しかし、爆竹を店に買いに行くのは怪しまれる。
そこで、「キレイな着物を着た私が行けば買えるんじゃないか。私も父さんや兄さんを助けたい!」とトンイは一役買うことを申し出る。
ソ・ヨンギ従事官の怒りとチェの願い
ソ・ヨンギ従事官はチェと面会し、「コムゲの首長だと知っても、父親を殺した犯人だとしても、それでもチェを信じていた。」と告げる。
しかし、ソ・ヨンギ従事官の5年間の行動を詳細に記した手帳がコムゲの基地にあったのを部下が見つけていて、それをチェに突きつける。
「最初から捜査情報を知るために近づいたのか」と責め、チェは否定するが信じてはもらえない。
そして、チェの話を聞くこともなく牢屋へ連れていくように言いながらも、最後に「父親を殺したのは本当にお前なのか。」と聞くが、チェは否定も肯定もしなかった。
それは、親愛なるソ・ヨンギ従事官をこれ以上苦しめたくなかったから。
このまま生きていても、信頼を裏切ってしまった罪は一生を変えても償えない。
それならば、全てを自分のせいにして恨むことで今の苦しみを乗り越えてもらえるなら・・・。
最後はソ・ヨンギ従事官の為にかぶせられた罪のまま処刑される覚悟をしたチェだった。
チョンスが忍び込んでドンジュに会う
チョンスは麦とキビを運ぶフリをして宮廷に入り、牢屋門番を気絶させてドンジュと会う。
そして処刑日が明日に迫っていることを伝えるが、ドンジュ含め捕まった全員がそのことを既に知っていた。
そして、チョンスが必ず現れると確信していた首長はドンジュに伝言を頼んでいた。
「自分たちを助けることはするな。何としてでも生き延びてくれ。そして、コムゲを絶やさないでくれ。これが最後の首長の願いだ。」と。
そして、ドンジュはチョンスに「妹トンイだけは何があっても必ず守ってくれ!」と頼むのだった。
町でトンイはある女性と出会う
トンイとケドラ父は「爆竹の入った万寿碑はあるか」と店を尋ねる。
トンイをお嬢様に見立てて店員に演技をし、トンイを店の外で待たせてケドラ父らは爆弾を探す。
トンイが外で待つ間、一人の女性が男性と向かい合い、何やら手信号を送っているのを見かける。
その手信号が、大憲司が死に際にトンイに必死で伝えようとした手信号と同じだったのだ。
手信号の女性がトンイをそっと逃がす
手信号の女性が何か落とし物をして拾うトンイ。
女性の姿を探すが見当たらず、途方に暮れるトンイの前にその女性が現れる。
手信号の事を一瞬聞きそうになるが、落とし物を渡すと女性は『大切なものだった』とトンイに感謝する。
そこに女性の付き人が『官女様』とやって来る。
女性はトンイが張り紙の女の子であることに気付き、『見つかる前に逃げなさい。その格好でも官軍は気付くから気を付けなさい。』と言ってトンイをそっと逃がす。
チョンス、首長の最後の命令を皆に伝える
チョンスは首長の最後の願い「何もするな」という命令と、各自戻って潜んでいるようにと伝える。
仲間は殺されると分かっているのに見殺しにして、自分たちは生きていけというのか!と反発するが、
『どういう目に遭っても生き延びろ。今日のこの日を決して忘れないように胸に刻め。そして、いつか必ずや首謀者を突き止めよう。血を吐くような思いで生き延びて見つけるんだ!』
と、首長の願いを胸にチョンスは苦渋の表情で伝える。
チョンス、トンイにチャンと一緒に都を出るように諭す
チョンスはトンイに、仲間を一度は裏切ったチャンと一緒に船で都を出るように伝える。
そして、チョンスは「罪滅ぼしをしたかったら、必ずこの子を守れ。」とチャンにトンイを託す。
トンイはチョンスが一緒でないことに不安な表情を浮かべるが、「父さんや兄さんを連れて必ず後を追いかけるよ。」と約束をし、コムゲの印が入ったハチマキをトンイに渡す。
『この印を忘れるな。必ず覚えておけ。』
『必ず迎えに来てね。』
チョンス、首長を助けに行く!
父チェと兄ドンジュたちが処刑場へと移送される道中に、荷車が数台放置されている。
するとその荷台が爆発!
その隙を狙ってチョンスが現れ、父チェや兄ドンジュたちを救出!
ケドク父ら他の仲間も一斉に加わり脱走する。
そして、馬を用意しているチン村に向かって逃走する。
トンイ、剣契が処刑寸前で逃走したという話を耳にする
その頃、船の出発を待っていたトンイは、そこに居合わせた人が「剣契の罪人が処刑寸前でその仲間らと一緒に山の方へ逃げていった。」と話しているのを耳にする。
処刑?処刑ってなに??と、トンイは一目散に山へと駆け出す!
首長ら、山で官軍らの挟み撃ちに遭う
必死で逃げ続けるが、多数の官軍から逃げきれるワケもなく山で挟み撃ちに遭う。
ドンジュが矢に打たれ、続けて首長も官軍の放った矢に倒れる。
チョンスは『言いつけを守らずにすみませんでした。』と謝ると、首長は『お前と行動を共にできて幸せだった。次はもっといい世の中で会おう。』と言い残し絶命する。
チョンス、刺されて崖から海へ転落する
チョンスは大勢の官軍に崖っぷちまで追いやられる。
チョンスたった1人で大勢の官軍に立ち向かうが、勝てるハズもなく。
何度もダメになりながらも、『必ず迎えに行くよ。』とトンイと交わした約束を思い出しては必死に抵抗。
しかし、最後は刺されて崖上から海へと転落してしまう。
トンイ、惨状を目の当たりにして途方に暮れる
山の中をひたすら走り続けたトンイ。
チョンスが戦い抜いた現場へと辿り着き、おびただしい血と遺体を目の当たりにする。
そして、トンイが父にプレゼントした幸運の巾着が落ちているのを見つけて、父・兄・チョンスが死んだのだと察知して途方に暮れる。
占い師がオ・テソク宅へ連れて行かれる
占い師キム・ファンの家に義禁府の役人がやってきて、オ・テソクの家へと連れて行く。
オ・テソクはある人を占って欲しいといい、そこに現れたのがトンイをそっと逃がしてくれた手信号の女性チャン・オクジョン(のちのチャン・ヒビン)だった。
占い師はチャン・オクジョンを見た瞬間、目を見開いて驚きの表情を浮かべる。
チャン・オクジョンを王の側室にふさわしいかどうかを見て欲しいという、オ・テソクの依頼に対し、占い師は次のように答えた。
『側室なんてもったいない。正印・正官・正財(知恵と地位と財を持つ運)の天上三奇を兼ね備えており、王室に入った暁には最も高い地位まで上り詰めるでしょう。』
チャン・オクジョンに占い師が「あなたは影側」と宣告する
占い師が帰り際に、チャン・オクジョンに次のような話をして聞かせる。
『天乙貴人の相を持つ娘がもう一人いる。いつかその娘と出会い対立することになるだろう。しかし、むやみに立ち向かうべきではない。光が影を呼ぶように、宿命のように同じ運命を呼ぶのもあなたです。あたなは全てを持っているが、もう一人は全てを失った状態から始めるのです。』
チャン・オクジョンは、そのもう一人が影なのか?と質問すると、
『影はあなたです。あなたはもう一人の光を決して超えられない。だから、対立を避けて立ち向かわないのが賢明です。』と占い師は忠告をする。
チャン・オクジョンは、全てを持っている自分が影だと言われたことが気に入らないのだった。
生きる気力を無くして倒れるトンイに、父の魂が呼びかける!
惨劇を目の当たりにしたトンイは、呆然自失で夜の寒い山の中を歩き続け、とある村にたどり着く。
寒さをしのぐため、どこかの部屋へと入り倒れ込むトンイ。
すると、父と兄の幻想が見えて2人が呼びかけてくれるが、すぐにその幻想も消える。
『私も父さん、兄さん、チョンス兄さんがいる場所に行きたい。』と意識朦朧としてきたトンイに、
『お前を置いて先立つことを許してくれ。この厳しい世の中を生き抜いて欲しいと願う父を許してくれ。これからも荒波がお前を苦しめるだろうけど、美しい瞳と温かな心を持つトンイなら、きっとその心は鬼にも勝てる。起きなさい!生き延びなさい!目を覚まして!!』と懸命に父の魂が語り掛けるのだった。
そして、トンイは目を覚まし・・・。
<第4話へ続く>
「トンイ」3話を実際に見た感想
2話の終わりから予想はしていたけれど、3話はなかなか切なかったですね。
切ないポイント①は、従事官に本当のことを敢えて言わずに自分を恨むことで乗り切って欲しいと願うチェの想い。
この2人、いったい昔からどんな関係で繋がっていたのかが気になります。いずれそこは明らかにされるのでしょうか?
切ないポイント②は、ドンジュが親友のチョンスに託した妹への想い。
本当は自分がどんなことをしても守りたかった最愛の妹を、代わりにチョンスに何があっても守ってくれと託す想いは思い出しても泣けてくるー。
切ないポイント③は、死を覚悟してトンイに嘘になるかもしれない約束をするチョンスの想い。
チョンスは首長の言いつけを守り、首長やドンジュたちは普通に?処刑されてしまうのだと思っていたら、なんと奇襲攻撃!
え?もしかして命拾いする系??と淡い期待を手に汗握りながら抱いていたのに、結局は矢に打たれて絶命(涙)
しかも、チョンスも海へ転落。でも、これは実は生きてました~ってなるのかな?と少々期待。
そして、最大の切ないポイント④は、極寒の山の中を小さな子供が一人でさまよい、小さな命が消えてなくなりかけたその瞬間に、亡き父の魂が「生きろ!」と必死に語りかける光景。
親の愛があふれてて、思い出してもすぐ泣けるほど悲しくて切なくて・・・。
と、ここで4話へと続きます。
まとめ
韓国ドラマ「トンイ」詳しい3話のあらすじ&感想をご紹介しました。
父と兄との永遠の別れを、あんな小さいトンイが経験してしまうなんて悲劇でした(涙)
でも、新たな気になる存在チャン・オクジョン!
地位も名誉も財力も全て持つ自分が、何も持たないゼロから始まる人の影であると言われた彼女の秘めたメラメラ感!
手信号の秘密もあるし、続きが気になります☆

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